健康に気を使っている皆さんは有機栽培(オーガニック)の穀物や野菜、果物、大豆食品は大好物だと思います。
私も最近はできる限り有機認定された食材を購入してなるべくそのままの形で食べるようにしています。
しかし有機栽培(オーガニック)食材が必ずしも安全かと言うとそうではありません。
今回はその理由を簡単に簡潔にお伝えします。
危険な有機栽培(オーガニック)食品とは?
「有機農法で作られたオーガニックの穀物や野菜、果物などは必ずしも安全ではない理由」は「有機栽培の肥料となる家畜の堆肥に原因」があります。
有機栽培する畑の肥料には家畜の糞が堆肥として使用されます。
その家畜の餌(エサ)となる穀物に農薬が使われていたり家畜に抗生物質やホルモン剤などを混ぜた飼料を与えている場合があります。
すると堆肥となる糞にも農薬や抗生物質、ホルモン剤などが含まれます。
これが危険なのです。
家畜の餌も有機栽培である事、家畜の餌に抗生物質やホルモン剤が使用されていない事が大切なのです。
家畜の餌となる穀物も有機栽培か、家畜にホルモン剤や抗生物質などを投与していないかも大事なのです。
牛や豚は元来穀物を食べる動物ではない
元来、家畜は穀物を食べる動物ではありません。
しかし家畜の餌には穀物が与えられます。その理由はコスト削減です。
数十年後には家畜に与えられる飼料が人類が摂取する穀物量の2倍になると言われています。
皮肉な事に昨今危惧されている人類の食糧難は人類が飼育する家畜が大きな原因となるのです。
牛や豚などの家畜肉の摂取を控える事は地球環境や飢餓に苦しむ発展途上国の人々の命を救う事に繋がるのです。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
日本は有機栽培の導入が遅れている
日本は世界の先進国各国と比べ有機栽培の導入が遅れています。
その原因は政治家が現在の農薬を使った栽培をしている農家団体からの反発や嫌われる事を恐れているからです。
「自分の地位や出世を妨げる事を恐れ現在の悪しき伝統を変えない」という考え方は「将来の子孫の事を考えず自分の事しか考えていない」証拠です。
そんなエゴイスティックな考え方の政治家に日本の将来を任せる事は到底できません。
政治家に一番大事なの事は「志」です。
本物のオーガニック食材は家畜の餌や健康による
それはさておき、本物の有機栽培というものは肥料となる堆肥まで考えて家畜の餌を使用しているかどうかが大事です。
家畜を劣悪な環境で飼育してはいけません。放牧でのびのび自由に飼育されストレスとは無縁な環境で健康的に幸せに育ててあげるべきです。
家畜の健康は私たちの健康に直結します。これは私たち消費者の目には中々見えないとこではありますが知っておく必要はあります。
我々人類が近代のアングロサクソン文明時代に築いた利益や生産性だけを求める物質主義、資本主義の時代はとうに終わったと思います。
もっと大切な事があるということに皆が気付いてそういう流れを皆で作っていく事が大切だと思います。
体内に蓄積した有害な物質を除去する方法はファスティング
このようにして摂取し体内に蓄積した農薬や抗生物質、ホルモン剤、食品添加物などの化学物質は簡単に体外に排出する事はできません。
何年もかけて少しずつ体外に排出されますが現在の日本人はこれらの物質を年間に5kgも摂取していると言われています。
それ程の量の環境ホルモンを全て排泄するのは容易ではありません。
体内に蓄積された有害な物質を体外に排出する方法はファスティング(断食)です。
ファスティングでデトックスをすると便や尿、汗などから環境ホルモンなどの有害物質排泄されます。
「短期的な1日1食のファスティング」や「長期的な1日2食のファスティング」でも充分な効果はありますので是非お試しください。
まとめ
以上「有機栽培(オーガニック)食品が必ずしも安全ではない理由」でした。
有機農法だから安心できる訳ではないという事が少しはおわかり頂けたかと思います。
農作物や家畜の健康に気を使っている本物の農家や畜産家が世界中に増える事を願います。
遺伝子組み換え食品といい私たちが安心して食事ができる環境を整える事は日本や世界のこれからの重要なテーマだと思います。
「地球の恵みに感謝して地球環境を守り未来の子孫たちの為にこれ以上地球環境を破壊しないように努力していく事」が大事だと私は思います。
私を含め一人一人が意識を持って個人でもできる小さな事をできる範囲でできる事から気を付けていけたら素敵な世の中になりますね。
今回は以上です。最後までお読み頂きありがとうございました。康聖でした。