前回の投稿で「酵素とは」何かおわかり頂けたと思います。
酵素を摂取する事も大切ですが酵素を阻害する食品の摂取を控える事も大切です。
今回は「酵素不足の原因となる酵素を阻害する食品」について解説していきます。
酵素が不足するとどうなる?
酵素が不足すると体の免疫力が落ちて風邪などの感染症やあらゆる病気にかかりやすくなります。
慢性的な酵素不足は食べ物の消化も滞り便秘や下痢になり代謝もスムーズに行われなくなり疲れやすくなり治癒力も運動能力も落ちて体が冷え生命活動能力全般が低下します。
酵素不足により体内は活性酸素で溢れ老化が進行しがん細胞が増殖して早死にまっしぐらです。
さらに酵素阻害物質の摂取を続けていると膵臓癌にかかりやすくなります。
その事例とメカニズムをわかりやすく解説します。
まずは「酵素不足の原因となる酵素を阻害する食品」を紹介します。
酵素不足の原因となる酵素を阻害する食品一覧
酵素阻害食品一覧
- 農薬
- 化学合成された医薬品(人工薬剤)
- 穀物やナッツ、果物などの生の種子
- ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミなどの動物性加工肉やチーズなどの動物性たんぱく質の発酵食品、イカの塩辛、アンチョビなど
- お菓子やチョコレート、ケーキなど白砂糖を大量に使用した食品
- タバコ
- マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド、植物油脂などトランス脂肪酸を多量に使用した食品(パン、揚げ物、お菓子類、ケーキ、その他食品)
重金属やサリンも酵素阻害物質
補足となりますが「ヒ素、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、銀、すず」などの重金属も酵素を阻害します。
「水俣病(水銀)」「イタイイタイ病(カドミウム)」「森永ヒ素ミルク事件」などがそれに当たります。
また、オウム地下鉄サリン事件で有名になったサリンやVXも酵素を阻害します。
サリンは拡張伝達物質のアセチルコリンを阻害し筋肉が収縮して窒息死します。
では酵素を阻害する食品について順に解説していきます。
農薬は酵素を阻害する食品添加物
農薬は体内に残留する危険な食品添加物
言うまでもなく農薬の摂取は人体に悪影響を与え酵素も阻害します。
農薬は体内に残留して排泄しづらい特徴があります。
ファスティングを行うと排泄物から農薬が検出されたケースもあります。
これは通常体外に中々排泄する事の出来なかった農薬がファスティングによるデトックスで老廃物として体外に排泄されたのです。
残留農薬量の義務化を法律で制定するべきだと思いますし農林水産省や厚生労働省など政府は無農薬栽培を行う農家を補助するべきだと思います。
日本は有機栽培に否定的で先進国ワースト
日本は有機栽培(オーガニック栽培)の技術開発と普及が先進国の中で最も遅れています。
理由は「政治家が既存農家からの反発を恐れている」「嫌われたくない」「自分の立場を守りたい」それだけです。
政治を変える前に政治家と政治の仕組みを変えないと日本人の人口は100年以内に5000万人を切るとも国家破綻し滅亡すると言われています。
己の出世や地位の椅子にしがみつきゴマすりで生きるような政治家を排除し子孫の事を考えた政治をするべきだと思います。
現代の日本人の精神性は後進国です。
私がよく利用するオーガニック食品店舗を簡単に紹介します。
オーガニック食品販売店舗のおすすめはこだわりや
有機栽培食品を取り扱う実店舗でおすすめは「こだわりや」です。
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オーガニック・自然食品 こだわりや|生産者とお客さまをつなぐ、架け橋になりたい。
オーガニック・自然食品【こだわりや】。生産者の顔が見える有機野菜を始め、無添加食材など安心してお使い頂けるオーガニックでナチュラルな食材を皆様に提供しております。
こだわりや
都内12店舗、神奈川県16店舗、埼玉県9店舗、千葉県5店舗展開していてオンラインショップもあります。
値段は通常の商品より高いですが品ぞろえも豊富でおすすめです。
米や野菜、納豆、豆腐、味噌、醤油などはこだわりやさんで購入する事が多いです。
取り扱っている品数が多いので詳しくはまた紹介しますね。
では話を戻して次にいきましょう。
化学合成された医薬品(人工薬剤)は酵素を阻害する薬物
化学合成された医薬品(人工薬剤)も酵素を阻害します。
もちろん全ての医薬品が酵素を阻害する訳ではありません。
しかし人工薬剤と呼ばれる化学合成された医薬品は元々「酵素阻害効果」を利用して薬として作用しているものが多いのです。
酵素を阻害する人工薬剤(化学合成された医薬品)で代表的なものは抗生物質のペニシリンです。
抗生物質のペニシリンは細菌の細胞膜の酵素を阻害し細胞膜が形成されないようにして細胞を裸にして死滅させます。
一時的に病原菌を死滅させる為には絶大な効果がありますが長期的な服用は有用である菌も死滅させてしまい様々な病気の原因となります。
ペニシリン以外の抗生物質の多くも同様に酵素を阻害する作用を持っています。
抗生物質については下記記事でも解説しています。
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抗生物質とは簡単に | 抗生物質の効果や副作用の危険性
抗生物質は細菌の感染症の予防や治療に用いられる薬。抗生物質は善玉菌などのいい菌も見境なく殺すため副作用として腸内環境が悪化し体の免疫力が低下し感染症や肥満、糖尿病、癌、鬱などの精神 ...
抗生物質の効果と副作用の危険性
このように西洋薬は急性疾患に対して優れた効果を発揮しますが、慢性的な病気や疾病に対して長期的に薬を服用するのは別の病気を引き起こすので控えるべきです。
穀物やナッツ、果物などの生の種子は酵素を阻害する食品
アブシジン酸(ABA)が酵素を阻害する
生の種子はアブシジン酸(ABA)という強い毒性を持っています。
生の種子とは「大豆、ゴマ、枝豆などの豆類、玄米、アーモンドやくるみなどのナッツ、スイカの種」などです。
このアブシジン酸は煎る、茹でる、蒸すなどの加熱により無毒化します。
玄米のアブシジン酸(ABA)を無毒化する方法
玄米を炊く時には12時間以上の浸水を行うとアブシジン酸(ABA)が無毒化すると言われています。
その際に水を変えないと乳酸発酵が進み腐敗したような独特な匂いがするので水を交換しますがGABAなどの栄養素が見ずに溶け出してしまうので交換しない方がいいという説もあります。
温度が高いと雑菌が繁殖しやすく過剰発酵しやすいので夏場は冷蔵庫で浸水させるといいでしょう。
ちなみに発芽玄米はあらかじめ浸水を行い発芽させてアブシジン酸を無毒化した状態で販売されているものなので通常の白米と同じ炊き方で大丈夫です。
しかしこのように種子を加熱してもアブシジン酸の働きは半分から3割程度残ると言われているので玄米の食べ過ぎには注意が必要かもしれません。
玄米菜食主義のマクロビオティックが賛否両論あるのはアブシジン酸が要因の一端かもしれません。
無農薬無洗米発芽玄米のおすすめはスマート米青森県産まっしぐら
無洗米で発芽玄米、普通の炊飯で白米と同じように炊ける無農薬玄米なら発芽玄米スマート米青森県産まっしぐらです。
2kgと量も少な目なので何度か購入して食べていますがコスパもよく長時間の浸水が必要なく洗米もいらず楽なので私みたいなズボラダイエッターにはメッチャ重宝します。
こちらはスマートアグリフードさんの商品ですが独自の無農薬栽培方法で特許も取得しています。
厳密に言うと無農薬とは少し違いますがここを掘り下げて話すとややこしくなるので割愛します。私も購入してから疑問に思い問い合わせて納得しました。
無洗米でもなく発芽させてもいない無農薬玄米ならおすすめはたくさんあります。また今度紹介しますね。
では、実際に膵臓癌で死亡した有名な人物を事例に挙げます。
スティーブジョブズが膵臓癌で死亡した原因は生のアーモンドで酵素を阻害したから?
アップル社を創業した元社長のスティーブ・ジョブズ氏は生のアーモンドが大好物で有名でしたが56才という若さで膵臓がんで亡くなりました。
スティーブジョブズは生のアーモンドの多量摂取による酵素阻害が膵臓癌になった原因だったのかもしれません。
スティーブジョブズ氏はビーガンで食へのこだわりも変人的で有名でしたが生のアーモンドがいけなかったかもしれません。
やはり天才薄命なんですかね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
生で摂取してもいい種子と生で摂取してはいけない種子
アブシジン酸について補足です。
生で摂取してもいい種子と生で摂取してはいけない種子があります。
種が非常に小さい種子は食べても大丈夫です。以下にまとめました。
生で摂取してもいい種子
- イチゴ
- きゅうり
- キウイフルーツ
- トマト
- ナス
- オクラ
これらの食材の種は取れない位小さいですし一般常識的に考えればわかるかと思います。
続いて生で摂取してはいけない種子です。
生で摂取してはいけない種子
- スイカ
- メロン
- ブドウ
- 桃
- みかん
- レモン
- 柿
- 大豆
- 小豆
- 玄米
- アーモンド、ヒマワリの種などのナッツ
このような大きい種はしっかり加熱調理して食べましょう。
スイカの白い種もアブシジン酸が含まれているので取り除きましょう。
志村けんさんの真似をしてはいけません。あれはコントです。
玄米は12時間以上の浸水してから炊飯し、生アーモンドや生くるみではなく素煎りしたナッツを食べましょう。
おすすめナッツはロカボナッツ
ナッツのおすすめはデルタインターナショナルのくるみ、アーモンド、ヘーゼルナッツが入ったロカボナッツです。
私は毎日夜の晩酌のおつまみに食べています。
こちらのロカボナッツは小分け食べきりサイズなので酸化の心配もなくオメガ3を含むくるみの含有率も多く贅沢なナッツです。
こちらは14個入り2週間分で1日換算すると1袋当たり113円です。
昼間の清涼飲料水などのジュースを水にして代わりにナッツを食べれば科学的に痩せますよ。
噛めば噛むほど良質なナッツのオイルが味わい深くてたまりません。
ナッツは動脈硬化や肥満防止改善に効果があるという研究データや論文も数多くあるのでおすすめです。
是非毎日のおやつやおつまみに取り入れてみてはいかがでしょうか。
動物性たんぱく質の発酵食品は酵素を阻害する食品
ハムやソーセージなどの加工肉やチーズは酵素を阻害する
ハム、ウインナー、ソーセージ、ベーコン、サラミなどの燻製加工肉、イカの塩辛、アンチョビ、チーズなど動物性たんぱく質の発酵食品は酵素を阻害します。
チーズやヨーグルトなどの動物性乳製品に含まれるカゼインはアレルギーや呼吸器系の疾病、自閉症スペクトラム障害などの原因となると言われています。
T.コリン・キャンベル博士の中国研究により動物性たんぱく質は癌細胞の発生と増殖に関係性があると発表されています。
ソーセージなどの加工肉は発がん性もあり商品に「無塩せき」と記載がない限り必ず発がん性の危険度が高い亜硝酸ナトリウムが添加されているので危険です。
詳しくは下記記事を参照ください。を参照ください。
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亜硝酸ナトリウムは発癌性が高く危険な食品【加工肉やたらこに含有】
亜硝酸ナトリウム(亜硝酸Na)は人体に害のある食品添加物の一つで食品の発色剤や細菌の増殖を抑制する為に保存料としてハムやソーセージなどの加工肉やいくら、たらこなどに使われる。WHO ...
亜硝酸ナトリウムが含まれる加工肉は発がん性がある危険な食品
また、発酵食品は酵素を多く含む食品ですがチーズの過剰摂取は避けた方が賢明でしょう。
動物性たんぱく質を0にする必要はないと思いますがなるべく加工されていない状態で程々に摂取したいものですね。
おすすめソーセージは無塩せきウインナー
無塩せきウインナーでも加工肉なので発がん性は高いですが、どうしても食べたい場合は無塩せきウインナーを選びましょう。
もし食べるならこちらですね。国産豚肉100%の本場ドイツ仕込みの手作り無塩せきウインナーでノンスモーク(燻製なし)です。
ボツリヌス菌の増殖を防ぐ為最小限の食品添加物を使用しています。
完全無添加がいいならソーセージなどの加工肉は諦めましょう。
たまに、ですね。
白砂糖は酵素を阻害する食品
白砂糖の危険性
言わずと知れ悪魔の白い粉白砂糖は人体に様々な悪影響を及ぼし酵素を阻害します。
白砂糖とはグラニュー糖、上白糖、和三盆、三温糖などの総称です。
和三盆や三温糖は体によさそうなイメージもありますがカラメル色素で色付けしてあるだけで中身はほぼ白砂糖と同じです。
白砂糖の製造工程はアヘンやモルヒネなどの麻薬やコカインなどの覚せい剤と一緒です。
白砂糖はサトウキビを、アヘンはケシの実を、コカインはコカの葉を不純物がなくなり真っ白い粉になるまで精製を繰り返してつくられます。
白砂糖はショ糖の塊
白砂糖は栄養素がほとんどなく主成分がショ糖です。
白砂糖はショ糖の塊です。
白砂糖はもはや食品ではなく「毒」そのものです。
白砂糖の害についてはいくつか記事がありますがまだ読まれていない方は一度ご覧になる事をおすすめします。
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白砂糖の健康被害は本当?白砂糖が起こす病気と危険な害とは
白砂糖(ショ糖)は体に悪く健康被害があるとよく言われますが本当でしょうか?答えは、はい本当です。白砂糖は体に大きな害がありあらゆる病気の原因となります。今回は、白砂糖が起こす病気、 ...
白砂糖の健康被害と危険な害は本当?
白砂糖の代わりの甘味料は角谷文治郎商店の三州三河みりんがおすすめ
白砂糖の代わりの甘味料なら私の場合はみりんです。
角谷文治郎商店の三州三河純もち米本格仕込みみりんはもちろん無添加で料理に使うのはもったいない位甘くて高級なみりんです。
無添加、国産、異常にうまいです。飲んでも本当に超絶うまいです。
原材料は「もち米、米麹」のみです。
さすがみりん一筋100年以上ですね。これを飲んだらもう他のみりんは飲めません。
みりんは完全にこれ一択で他を試したいとも思わないです。
大手スーパーなどでも取り扱っている店もあるので興味ある方は是非探してみてください。
タバコは酵素を阻害する
言わずと知れていますがタバコは発がん性のある猛毒で酵素をも阻害します。
タバコは政府が税収の為だけに販売許可している依存性の高い薬物です。
タバコには300種類以上の炎症を起こす毒素が含まれています。
タバコを吸うとその毒素を処理する為に白血球の好中球が出現し毒素を駆除します。
この時にエラスターゼという酵素が発生して肺の繊維製たんぱく質のエラスチンを生成し肺気腫になります。
タバコの有害物質の毒素を退治する時に好中球の死骸も出ます。
この死骸から活性酸素が発生します。
タバコの害は肺機能の低下や血流の阻害、癌だけでなく酵素の働きを阻害するという恐ろしい害もあるのです。
トランス脂肪酸は酵素を阻害する食品
トランス脂肪酸が引き起こす病気一覧
言わずと知れたプラスチックオイル、トランス脂肪酸も酵素を阻害します。
トランス脂肪酸が引き起こす病気は
- トランス脂肪酸
- 心筋梗塞や狭心症などの心血管疾患
- 癌
- 認知症
- 脂質異常症
- メタボリックシンドローム
- 糖尿病
- 高血圧
- 脳の萎縮
などです。
トランス脂肪酸を含む油と用途
トランス脂肪酸を含む油はマーガリン、ファットスプレッド、ショートニング、植物油脂などと商品裏面に表記されます。
トランス脂肪酸は揚げ物やパン、お菓子、ケーキなどの洋菓子、和菓子などを作る時に使用されます。
また、世に出回っている油のほとんどはオメガ6の油でトランス脂肪酸が含まれています。
油の製造工程で化学溶剤を使い水素添加していてこの時にトランス脂肪酸が発生します。
トランス脂肪酸を含まない油は何?
逆にトランス脂肪酸を含まない油は「亜麻仁油やえごま油などのオメガ3を多く含む油」や「オリーブオイルやココナッツオイルなどオメガ9を多く含む油」です。
亜麻仁油やえごま油などオメガ3を多く含む油は酸化しやすく加熱調理には向かないのでドレッシングとして利用するか料理の仕上げにかけたりそのまま飲むなどして摂取しましょう。
加熱調理には必須脂肪酸ではありませんがオメガ9を多く含むオリーブオイルやココナッツオイルを使用するといいでしょう。
私もそうしています。
ノートランス脂肪酸!おすすめオメガ3油は紅花の有機亜麻仁油
私はオメガ3の摂取にはいつも紅花が販売する「有機亜麻仁油」を使っています。
選ぶ時のポイントはもちろんですが…
- 有機栽培(オーガニック)
- 遮光瓶
- コールドプレス
- 無添加
- トランス脂肪酸ゼロ
- 酸化しやすく短期間で使い切れる小さいもの
です。
酸化を防ぐボトルタイプの商品も探すとありますがどれもなぜか有機ではないのでいつもこの商品に落ち着きます。
メーカーでは6週間以内に使い切る事を推奨していますが私は半分の3週間以内に使い切るようにしています。
サラダのドレッシングや直接飲む他には納豆や卵かけご飯、ヨーグルト、冷奴、料理の仕上げになんでも使えます。
えごま油より亜麻仁油の方が香りがよくおいしいです。
えごま油なら同じく紅花のこちらですね。
オメガ3の効果効能についてはこちらの記事を参照ください。
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オメガ3を多く含む食品「魚」のランキングとオメガ3の効能まとめ
DHA、EPA、αリノレン酸などの必須脂肪酸オメガ3を多く含む魚のランキングでまとめ。オメガ3が不足すると中性脂肪を増加させ脂質異常症、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの心血管疾患、 ...
オメガ3を多く含む魚のランキングとオメガ3の効果効能
トランス脂肪酸が野放し無法地帯の日本の現状
トランス脂肪酸の含有量については企業努力をしているとは言いますが自社開発している油に含まれるトランス脂肪酸の量を公表しない企業が非常に多く恐ろしいです。
なんと日本はトランス脂肪酸の上限量の規制がありません。
街のパン屋さんも危険です。
利益の為にトランス脂肪酸を多く含む油を使用している街のパン屋さんが実際に多数あるようです。
トランス脂肪酸を多く含む油を使用すると安くて簡単においしいパンがつくれます。
業者向けの油を製造する卸業者の担当者に直接取材したので間違いないです。
すでにタイやカナダではトランス脂肪酸を含む製品の製造販売と輸出入が法律で全面禁止されています。
中国ですらトランス脂肪酸を含む食品には表示義務があります。
世界の主要国で日本だけ野放し無法地帯です。
言うまでもないですが日本でトランス脂肪酸が無法地帯の理由は官僚の己の立場と自己の利益の為です。
販売する側もあの大企業チェーン店も同じです。
皆さんもそうだと思います。自分の収入の為なら必要悪として迷わず行動しているはずです。
皆でこの国日本をつくっているのです。皆日本代表なのです。
トランス脂肪酸の害について詳しくは下記記事を参照ください。
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トランス脂肪酸とは簡単にいうと | なぜ体に悪い?害と影響は?
トランス脂肪酸はHDL善玉コレステロールを減らしLDL悪玉コレステロールを増やし余分な悪玉を体外へ排出不可能にする。これにより動脈硬化やプラーク,血栓となり心筋梗塞や狭心症などの虚 ...
トランス脂肪酸は体に悪い?害と影響
話を戻して次にいきましょう。
では「酵素を阻害する食品を摂取しているとどうなるのでしょうか?」
酵素を阻害する食品の摂取が膵臓がんの原因となるメカニズム
これらのような酵素を阻害する食品を日常で慢性的に摂取し続けると膵臓がんになります。
そのメカニズムをざっくり説明します。
ちょっと大げさに10円玉を誤飲したとしましょう。
10円玉のような異物を誤飲し十二指腸や小腸に入ると消化する為に膵臓が膵酵素を分泌します。
消化する為にたくさんの膵酵素を分泌しても10円玉はそう簡単には溶けません。
しかし膵臓は頑張って膵酵素が枯渇するまで分泌を続けます。
さらに膵酵素が枯渇しても10円玉を分解しようと膵臓は膵酵素を分泌しようとします。
すると膵臓の外分泌腺が2倍、3倍と異常に晴れ上がりがん細胞になり増殖していくのです。
先程アップル創業者のスティーブジョブズが54才の若さで膵臓がんで亡くなったのは大好物だった生のアーモンドが原因かもしれないとお伝えしましたがこのような理論です。
10円玉は少し大げさな例ですが酵素阻害する食品を摂取すると同じような事が起こります。
酵素阻害物質を摂取すると膵臓が過度に働き疲弊し癌化して膵臓癌になる。
この事を念頭に置いておきましょう。
まとめ
以上「酵素不足は酵素を阻害する食品が原因?」でした。
酵素を多く含んだ生野菜や果物、発酵食品などの摂取も大切ですが今回お伝えしたような酵素の働きを阻害する食品の摂取を控える事も大切なのです。
今回参考にさせて頂いた本は酵素栄養学を日本に広めた第一人者である鶴見隆文医師(著)「酵素の謎-なぜ病気を防ぎ寿命を延ばすのか」です。
内容が深くぎっしり詰まっているのでかなり重宝します。文庫本サイズでソフトカバーなので持ち運びにも便利です。
私は鶴見隆文医師の本を5、6冊持っていますがどれも総じておもしろいくハズレがないので興味ある方はおすすめです。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
ファスティング伝道師康聖でした。