納豆は血栓を溶かす即効性のある方法

2019年8月26日

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納豆が血栓を溶かすって嘘?

いいえ嘘ではありません笑 血栓を溶かす即効性のある方法はずばり納豆を食べる事です。納豆に含まれる酵素ナットウキナーゼとビタミンK2は強力な血栓を溶かす力があります。さらにその効果は即効性があり持続力もあります。

たんぱく質の補給は魚や大豆類を食べず肉類中心の食生活や運動不足は血液をドロドロにして血栓ができやすくなります。高齢者は血栓を溶解する酵素の働きが弱くなり血栓ができやすくなります。

動脈硬化が血栓の原因となり脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。今回は薬よりも血栓を溶かす効果があるスーパーフード納豆について医学的視点から簡単に解説します。

納豆が持つ奇跡の血栓を溶かす力はYouTubeでも公開

スーパーフード納豆の効能一覧

スーパーフード納豆の効能は下記の様に色々ありますが今回は血栓を溶かす力「血栓溶解力」について解説します。

  • 血栓溶解(血栓を溶かす)
  • 血液サラサラ
  • 血圧低下
  • ピロリ菌殺菌
  • 放射能除去
  • ロングフライト症候群改善
  • 眼底出血の視力回復
  • 骨粗鬆症予防
  • 抗がん作用

納豆は血栓を溶かす力が史上最強

ナットウキナーゼ

発酵食品が体にいいと言われるのは酵素が含まれているからです。納豆にはナットウキナーゼという酵素が生きていてこのナットウキナーゼが薬以上に強力な血栓溶解力を持っています。

通常、血栓症の患者には「ウロキナーゼ」が血栓溶解剤として患者に投与されます。このウロキナーゼの通常処方分に相当する1600Iuが納豆1g(3~4粒)に含まれています。

血栓による発作直後の危篤状態患者に与えられる20~30万Iu相当のおよそ半分が納豆1パック50g当たりに含まれています。つまり納豆2パック中には危篤患者に与えられるウロキナーゼの効果をと同等量が含まれているのです。

また、ウロキナーゼの効果は5~20分程度なのに対しナットウキナーゼの効果は食後2時間から効果が表れ4時間をピークに8時間も効果が持続します。ナットウキナーゼが活性を持ったまま胃から腸に到達してゆっくり吸収されるのでこのような長い効果があるのです。

納豆は強力な血栓溶解力と即効性、持続力を全て兼ね備えたスーパーフードなのです。

ビタミンK2

ビタミンK2には血を固める血栓凝固力と血栓を溶かす血栓溶解力の両方の効果があります。ビタミンK2を多く摂取しても血栓ができる心配はありません。この事について倉敷芸術大学の須見洋行教授が納豆の力を科学的に証明しています。

納豆摂取後2~4時間後ビタミンK2の濃度が高まり100gの納豆を摂取すると48時間後に食べる前の9倍以上のビタミンK濃度が検出されました。なお血液凝固や線溶系に変化はありませんでした。

ビタミンK2は食品中、納豆に最も多く含まれており他の食品の何百倍ものビタミンK2を含んでいます。また、ビタミンK2は骨粗鬆症の予防効果もありますが骨粗鬆症についてはまた別記事で詳しく解説します。

納豆は他の血栓を溶かす線溶力も高める

最後ちょっと専門的な話になりますが簡単に言うと納豆は自らが血栓を溶かす力もありますが他の血栓を溶かす力を持った物質の力も高めてくれるのです。もちろん先程のビタミンK2の働きとは別の働きです。

血液の力には血を固まりやすくする「凝固作用」と血栓を溶かす働き「線溶活性」があります。血管が切れるとたんぱく質であるフィブリノーゲンが血小板や血液凝固に働く複数の酵素によりフィブリンという不溶性の繊維に変化し止血、血管修復を行います。

血管の修復が終わると不要になった血栓は、人の体内で唯一血栓を溶解するプラスミンという酵素になり分解されます。ナットウキナーゼはこの血栓を溶かすプラスミンによく似た性質を持ち血栓(フィブリン)を直接溶解します。

これがまず納豆に含まれるナットウキナーゼが自身の力で血栓を溶かす力の原理です。次に納豆が間接的に血栓を溶かす力をサポートする原理を説明します。

血栓を溶かすプラスミンはプロウキナーゼから作られるウロキナーゼやt-PAの働きでたんぱく質の一種プラスミノーゲンが活性化されてプラスミンに変わります。

納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かす作用のある酵素プラスミンを活性化させる為のプロウキナーゼやt-PAの働きを活性化させる力があります。

これが納豆が自身で血栓を溶解する力と他の血栓を溶解する線溶性の働きを活性させる二重の働きを持っているという理屈です。納豆は薬よりも優れた史上最強の血栓溶解食品、まさにスーパーフードなのです。

まとめ

このように納豆は血栓を溶かす力と即効性が食品中最大、むしろ薬以上の血栓溶解力があるまさにスーパーフードなのです。血栓は夜寝ている時にできやすいので納豆の力を最大限に発揮する為には夜食べるのがおすすめです。

納豆が持つ力は他にも抗がん作用や放射能除去、抗菌作用、胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌の殺菌、骨粗鬆症予防、血液サラサラなど数多くあります。納豆が持つ力は1つ1つがすごいので一気に紹介はできませんがまた紹介していきますね。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。ファスティング伝道師康聖でした。よい一日をお過ごしください。

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